Em-Shelter IV/ エム・シェルター4

Em-Shelter IV

命を守る道具だけは、とことん簡単でなければならない・・・

事態が切迫し気が動転した中でも素早く身を守れるようシンプルにこだわりました

グループに初心者やご年配の方が含まれていても、
身の危険が迫った時に素早く簡単に避難できるアイテムです。
多人数が対面で座ることでお互いの顔を見渡すことができ、緊急時の不安を小さくすることができます。
グループ登山のリーダー必携アイテムです


人数 4人用(最大8人)
換気口 4ヶ所
サイズ 145 x 145 x 95(H) cm
収納サイズ 13 x 13 x 14 cm(さらに圧縮可能)
重量 375g(乾燥時平均)
オレンジ
定価(税込) \26,800 (\29,480)
関連 フォトギャラリー 取扱説明書 開発ウラ話
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■特長

ボックス型のため、中央に大きな空間ができ、悪天時でも休憩・食事をとるのに便利です。
向かい合わせに座ることでテンションが掛かり、長時間でも比較的楽に座ることが可能です。

中心部にトレッキングポールが立てられるように、天井部に袋状の突起を設けました。
空間がさらに広がり、各作業が容易になりました。

ベンチレーター(換気口)を顔の横に配置することで息苦しさを軽減しました。
ドローコード(絞り紐)で調節可能です。
※ベンチレーターからは頭を外に出すことはできません。
荒天時に頭を雨や雪にさらしながら作業する必要はありません。
シェルター内の守られた空間内で行えます。

開口部4ヶ所にループを設けました
風で飛ばされないように固定したりする時に活用できます。

スタッフバッグは余裕を持って作られています。
使用後は適当に丸めて押し込むだけでOK。冬山用の手袋をしていても大丈夫です。

※非自立式。内部にポールを立てても自立しません。

■素材

20Dナイロン・リップストップ(国産・特注)PUコーティング防水透湿(1700mm・7500g/m2/24h)
非常用シェルターとしては高い耐水圧と、中程度の透湿性があります。

※シェルターとしては高い耐水圧がありますが、撥水スプレー処理をすると、さらに効果があります。
※縫い目にシームテープ等の加工は施していません。必要に応じて市販の目止め剤(ウレタン系)、もしくはシームテープをご利用ください。
※汚れた時は真水で洗い流して、日陰で十分に乾燥させてください。
※仕様は予告なく変更される場合があります。

■使用法

商品が届きましたら、まずはご自宅で使い方を練習してみましょう。
実際に身の危険を感じた際は、むやみに動き回って体力を消耗する前に、転・滑落および落石・雪崩の心配のない場所、
なおかつ風を避けられるような場所で Em-Shelter をかぶりましょう。
とても薄い一枚の袋ですが、悪天候でも外とは隔絶された空間を得られ、ビバーク中の大きな不安の中にも安心感を与えてくれます。

以下は使用例です。
その場に応じて、一つまたはいくつか組み合わせて少しでも快適にお過ごし下さい。

4人で使用
4人での使用(標準)

 

対角線に向かい合わせに座り(黄色の目印あり)
空きスペースにザックを置きます。

少しテンションを掛けると空間が広がります。

4人で使用
4人での使用(一例)

 

たとえば、このように使う事も出来ます。

※状況に応じて様々な配置で使い分けてください。

8人での使用
8人での使用

 

ザックを外に出せば最大8人入れます。
この場合窮屈になりますが、シェルター内はかなり暖かくなります。

※体格や現場の状況により、8人入れない場合もあります。

ストックを立てて使用
トレッキングポールを立てて使用

 

中央の袋状の突起を利用して、トレッキングポールを立てると
さらに空間が広がります。

※握り手の形状により、
トレッキングポールを上下を逆にした方が良い場合があります。

吊り下げて使用
吊り下げて使用

 

四隅のループに細引き等を通し、立ち木や岩場の支店等から吊り下げます。

※体重を支えるほどの強度はありません。
余裕を持たせ、本体の吊り下げ用としてご使用下さい。

岩場等での使用
岩場等での使用

 

ベンチレーター(換気口)にメインロープ等を通して
セルフビレイを取ります。

※セルフビレイは必ず支点やメインロープなどから直接取ってください。

■使用上の注意

強風時は、広げた時に風を受けて転・滑落をしないように、また、シェルターを風で飛ばされないよう十分ご注意ください。
当商品をご使用の際は、換気に十分ご注意ください。
火に弱い材質でできていますので、火気を遠ざけてご使用ください。

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MEDIA INFORMATION

 

山と渓谷8月号
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山と渓谷 2022年8月号で紹介されました

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BE-PAL 2014年9月号で紹介されました